【取材レポート】150年続く柑橘農家、青木農園へ

umi pupanのマンスリーケーキやマーマレードでもお世話になっている夏みかん。
そんな夏みかんを生産されている柑橘農家、青木農園(静岡市清水区)へ訪問してきました。

今回は、15代目園主の青木悟さん16代目園主の青木文優さんにお話を伺いながら、収穫シーズンに突入したばかりの農園を見学させていただきました。

青木農園では、青島みかん・ポンカン・はるみ・スルガエレガント・甘夏・夏みかん・レモン等、柑橘類を幅広く栽培しています。
適地適作。急傾斜地にある農園と、山の中腹にある平地の農園、品種の特性や気候に合わせて使い分けているそうです。

100年以上前から使われる、昔ながらの貯蔵庫も見せていただきました。
貯蔵庫は土と木で作られており、湿度調整に優れているため、約1ヶ月の熟成によりみかんの甘さをグッと引き出します。

農園の歴史の象徴でもある、樹齢100年の夏みかんの木。
急斜面で過酷な環境に育つ木は、100年経った今でも毎年たくさんの実をつけ、少しずつ成長してるそうです。
酸味の強い夏みかんは、皮むきも全て手作業で行なった、極上の手作りマーマレードへと生まれ変わります。

伝統を守りつつも、現代の知恵や知見もうまく取り入れていく—。
人にも作物にも適した環境にすべく、常に改良を重ねていく姿勢が150年も続く農園の秘訣なのだと感じました。

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